みなさん、こんにちは!
今回は、1970年代のメンズファションの特徴やスタイルをご紹介していきます。
では早速、みていきましょう!
70年代メンズファッション:「パンクファッション」
1970年代メンズファッション「パンクファッション」とは?|パンクファッションの発祥地は意外にもアメリカではなく英国
1970年代に特徴的なメンズファッションはまず、「パンクファッション」。
70年代イギリスで、デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドや、マルコム・マクラレンらによって生み出されたスタイルです。
彼らがデザインしたアナーキーで反社会的とも言える過激な服は、当時不況の真っ只中にあったイギリス社会に怒りや不満を抱く若者たちの間でたちまち人気となりました。
ヴィヴィアンやマルコムが手がける服の店舗前にたむろしていた若者が集められて結成したのが、日本やアメリカでも知られるあの有名ロックバンド「セックス・ピストルズ」です。
70年代「パンクファッション」を再現するおすすめアイテム|英国チェック服が特徴的なパンクスタイル
1970年代メンズファッションにおけるパンクは、時代の美意識の逆をいくものでした。
たとえば、国旗・女王・チェック柄など、英国の伝統的な文化アイコンをコラージュした服は、元の文化の価値を嘲笑する意味が含まれています。
では、ここからは、パンクファッションの特徴をコーデに取り入れるのにおすすめのアイテムをご紹介していきます。
①チェック柄のアイテム
赤や黄色など、奇抜な色を基調としたチェック柄アイテムは、70sパンクファッションの定番です。
パンツで取り入れればハードに、ジャケットの中に忍ばせればさりげなくパンクスタイルを表現できます。
②ライダースジャケット
ライダースジャケットは、ロック・パンクミュージシャンの定番アイテム。
スタッズのついたのものならば、よりハードな印象に。
③ドクターマーチンのブーツ
アメリカや日本など世界中で人気のイギリス発のブーツです。
70年代当時、セックス・ピストルズやザ・クラッシュなどのメンバーが愛用していました。
70年代メンズファッション:「フォークロア」
1970年代メンズファッション「フォークロア」とは?|日本人デザイナーケンゾーも活躍
パンクファッションに次いで、もう一つの1970年代に特徴的なメンズファッションは、「フォークロア」です。
フォークロアとは「民族、民間伝承」という意味で、主に民族衣装にイメージを求めたスタイルを指します。
戦後社会に目指されていた輝かしい未来に対して、70年代の現実には経済不況と環境破壊がありました。
そんな中、人々は新しいものよりも、失われてしまった素朴な民族文化など、過去への郷愁を求めたのです。
こうして、アメリカのヒッピー文化に次いで、フォークロア・ブームやレトロ・ブームが生まれました。
この頃、日本人デザイナー高田賢三が立ち上げたケンゾーがフォークロアファッションをコレクションで発表し、他にも、イヴ・サンローランなどもフォークロアファッションを提案していました。
70年代「フォークロアファッション」を再現するおすすめアイテム|民俗調アイテムが特徴的なレトロな装い
次に、1970年代メンズのフォークロアファッションの特徴をコーデに取り入れるのにおすすめのアイテムをご紹介します。
①民俗調デザインのベスト
民俗調デザインのベストは、シンプルな普段のコーデにプラスするだけで、簡単に70sフォークロアのテイストを楽しむことができます。
白シャツにもしっくりきてくれるので、意外と取り入れやすいアイテムなのかもしれません。
②フレアパンツ
裾広がりのフレアパンツ・ベルボトムパンツは、60年代後半アメリカのヒッピーブームに引き続き、70年代でも人気を博していました。
植物モチーフの柄などが入っていれば、さらに民俗調のテイストが加わったファッションに。
70sファッションまとめ
ここまで、1970年代メンズファッションをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
パンクもフォークロアも、方向性は違えど、70年代当時の時代背景に大きく影響を受けたスタイルが特徴的でした。
ファッションには、何かしらその時代を反映するものがある。そう考えてみると、古着屋さんを訪れた時など、またいつもとは違った楽しみ方ができそうですね!
NEXT:70sとは対照的な50sファッションについても知ってみませんか?
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