【DENHAM(デンハム)の生デニム】デンハムとは?ブランドの魅力に迫る
DENHAM(デンハム)の生デニム歴史をさらっと紹介
View this post on Instagram
ハサミのロゴマークでお馴染みのデニムブランドです。
みなさんも一回は見たことがあるのではないでしょうか?
ここ数年で日本での人気が急上昇し、店舗も増えてきています。
DENHAMは2008年にオランダのアムステルダムでジェイソン・デンハム氏によってスタートされたブランドです。
デンハム氏は18歳の頃に自分でデニムを作ってしまうほどのデニムオタクと言われています。
凄まじいデニム愛を持っている彼がプロデュースするデニムは細部までこだわりが込められているものばかりです。
【DENHAM(デンハム)の生デニム】購入した生デニムを紹介
-
弊社CDOのモコ・シャネルと -
私が購入したDENHAM(デンハム)の生デニムがこちら!
【JAPAN DENIM】 RAZOR LTSWMIJVS(Low Tension Slow Weave Made in JAPAN Virgin Selvedge)
商品名に書いてある、ローテンションなんたらweav,,,とはなんぞや。
ジャパンデニムということしか分からないと思いますが、
この文章に私が買ったデニムのこだわりや購入の理由が詰まっています。
デンハムの生デニム【JAPAN DENIM】 RAZOR LTSWMIJVSの凄さとは?
【DENHAM(デンハム)の生デニム】ジャパンデニムの凄さ
デンハム(DENHAM)の生デニムは生地の製造から縫製や染色までの全行程を日本の岡山で行っています。
岡山の倉敷は世界から絶大な信頼と評価を得ているデニムの生産地として名を馳せています。
世界から品質を評価されている岡山県倉敷の工場と、革新的なデザイン性を誇るデンハムがタッグを組めば、素晴らしい生デニムができることはお分かりいただけると思います。
【DENHAM(デンハム)の生デニム】細部のこだわりに迫る


デンハム といえばハサミのロゴですよね。
お尻の部分のハサミのステッチを見てください。
とても細かいです。
縫い目が細かいほど縫うのは難しいと言われていますので、特に硬い生デニムにここまで繊細な縫製ができるのはデンハムならではでしょう。
また、刺繍やリベットが赤いことにお気づきでしょうか。
この色は日本製のJAPAN DENIMにしか使われていません。
イタリア製の通常のラインでは、銅色のリベット、白色のハサミ型ステッチが施されています。
そして裏側の茶色の革パッチ。こちらは豚革なのですが、これもJAPAN DENIMにしか採用されていません。


イタリア製のラインでは黒色のパッチ。イタリア製の生デニムでは白色のパッチがつけられています。
ポケットの裏のプリントやボタンの装飾など、細部にこだわりを連発してくるデンハム ですが、
JAPAN DENIMはブランドの中でも特別扱いされているモデルだということを痛感させてくれます。
【DENHAM(デンハム)の生デニム】RAZORというラインについて
RAZORはデンハムが展開する6種類のデニムの形の一つで、最も代表的なシルエットです。
適度なバランスでテーパードし、どのスタイルにもマッチするスリムフィットでトップスを選びません。
そのほかにも、BOLTというスキニータイプのラインやTOKYOという日本人体型に合わせたラインもあります。
6種類のラインを持つデンハムならデニムが窮屈で苦手な人でも、自分にぴったりなものに出会える可能性が高いです。
硬くてはき心地が悪い生デニムですが、シルエットにこだわっているデンハム(DENHAM)ならはき心地抜群です!
【DENHAM(デンハム)の生デニム】LTSWMIJVSとは何か
先ほども出てきました「LTSWMIJVS」とは
“Low Tension Slow Weave Made in JAPAN Virgin Selvedge”
の頭文字を取ったものです。
“Low Tension Slow Weave”は、このデニムが旧式力織機で作られていることを意味しています。
旧式力織機は一度の稼動で、織れる幅が狭く最新の機器に比べて10分の1ほどの量しか織ることができません。
大量生産ができない弱点はあるものの、厚手の生地を織りあげられ独特の風合いが表現できます。
ヴィンテージデニムに見られる表面のザラザラや凸凹は旧式力織機にしか出せません。
織り方や素材によって性質が変わる話はここで詳しくしてます。
「LTSWMIJVS」という一見ただのアルファベットの羅列に見られるものの裏側には、
大量生産ができない機械を敢えて使い、
一つ一つ丁寧に作り上げているデンハム(DENHAM)のクラフトマンシップが隠れているのです。
最高の生デニムを作るこだわりが感じられます!
DENHAM(デンハム)の生デニムの良さ・素晴しさ・奥深さ
生デニムはアパレル業界のUXデザイナー
UXデザイナーは消費者の体験を構築する、昨今求人が増えている注目の職種です。
優秀なUXデザイナーは消費者に次々と面白い体験を用意して、すぐに飽きることがないようにします。
そんな職種と生デニムには、多くの共通点があるのです。
生デニムは、染色された後に糊付けされて、全く加工がされていないデニムのことを指します。
糊付けされたまま加工無しデニムを履くことで、その人の生活に寄り添ったシワがデニムに刻まれます。また、洗うたびに色が落ちて姿を変えます。
自分だけのシワ、洗うたびに姿をかえる。次々と面白い体験を設計するUXデザイナーそっくりだとは思いませんか?
デニム愛好家の私は、何かの縁があってこのサイトのUXデザイナーも担当しています(笑)
生デニムについてもっともっと熱く語った記事はこちらから!!!
【DENHAM(デンハム)の生デニム】奥深い代わりに安くはない
ここまで、素材や縫製に技術を費やしながら、飽きない楽しみをもたらしてくれるデンハム(DENHAM)の生デニムを買わない手はないですよね!
お値段にして4万6640円!
そりゃ安い訳ない!いや、ここまでこだわっている商品なのでむしろ安いくらいです!
学生さんには簡単に出せない金額だと思いますが、
こだわりが溢れている服を身につけることはモチベーションアップにも繋がりますよ。
生デニムは買って終わりではありません。
履き古せば、履き古すほど味が出てきます。
引き続き、生デニムを使ったコーデの記事や経年変化の記事などで登場してもらおうと思っています。
今はのっぺりとした濃紺のデニムですが、ダメージがあって淡い青色をした味のあるデニムまで育てるつもりです。
この記事を読んで
生デニムにロマンを、デンハムに憧れを
感じていただけたら幸いです。


NEXT:ここまで読んで、生デニムに興味が出てきた方にはこの記事も本当に見て欲しいです。
コメントを残す