こんにちは~! 突然ですが皆さんは中国のブランドをいくつ知っていますか!
上海ファッションウィーク(パリコレとか東コレの上海版)の知名度の向上やデザイナーたちの豊富さからかなり注目度が上がっている中国人デザイナーによるブランド。
中国だからって侮っていると損しますよ~!
今日は第二弾としてSTAFFONLYという中国ブランドについてご紹介です!
【中国ブランドがアツイ】STAFFONLYってなに?
【中国ブランドがアツイ】STAFFONLYは同級生タッグデザイナーが手がけている
STAFFONLYというブランドの名前を聞いたことがありますか?
ほとんどの人がNOと答えそうなブランドです。
ですがこちらのSTAFFONLY、じわじわと人気を伸ばしている中国ブランドの1つなんです! デザイナーは女性二人組のタッグ。
ロンドン・カレッジ・オブ・アートの修士課程を修了した温雅(ウェン・ヤー)と、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションの修士課程を修了した周師墨(チョウ・シーモウ)が2015年に設立したブランドです。
以前ご紹介したFENG CHEN WANGというブランドと同様にイギリスのかなりハイレベルな学校の卒業生二人。
女性ならではの視点でデザインされていますが、メンズブランドを始めた理由は中国のメンズファッションがレディースに比べて発展していないことを憂いて始めたという風に語っています。なんて正義感!(割とアヴァンギャルドなのには目つぶろ。)
それにしても存在感ありすぎな二人w
温雅はアクセサリーデザインを勉強する前にアルマーニのインターンシップを、周師墨はメンズ・レディースファッションデザインを学びながらアレキサンダーマックイーンやトムフォードのデザイン部門で働いていました。
【中国ブランドがアツイ】STAFFONLYのエキゾシチズムとアヴァンギャルドの融合
そんなSTAFFONLYは中国ブランドとして様々な国際的な賞やコラボレーションを獲得しています。
2016年には、イタリアはフィレンツェで年に二度行われるメンズファッションの見本市「ピッティウオモ」からの招待により現地での展示を成功させています。
さらに1964年創業以来、世界的なウールメーカーであり続けるThe Woolmark Companyのインターナショナルウールマークプライズのアジア地区大会にもノミネートされ、MINI(イギリスのカーブランド)とWoolmarkとのコラボにもデザインを提供するなどしていました!(上画像)
それもひとえにSTAFFONLYのデザインの妙の賜物であることは間違いないのですが、こちらのブランドはそれだけでなく言葉のコンセプトから服への落とし込み方の上手さにあると思います。
例えばこちらの2018年AW。袴やら軍服のような服もあります。 こちらのコンセプトは武術。っほほう。。(ジョジョやん!)
2017年SSでは、non.memberがテーマ。
若者たちの周りからは理解されたくない、という気持ちをコンセプトに組み込んだようで、目新しいヘッドピースは若者たちの思惑にも防衛具にも見えます。
最新の2020年SSでは男性性の破壊をテーマに。振り幅もデザインの引き出しもはんぱねーす。(めちゃルックかわいい)
【中国ブランドがアツイ】STAFFONLYの今欲しいアイテム
【中国ブランドがアツイ】STAFFONLYのデザインフルなセットアップ
ここいらでSTAFFONLYかっこいい~!ってなった方もいるかと思いますが、残念ながら日本での取扱店がありません(><) 中国のブランド、近いのになんであんま入ってこないんだろうなぁ、、、
ポップアップストアなんかでお目にかかれる日もあるかもしれないので、公式のインスタグラムなどをチェックしてみてくださいね!
さてオススメアイテムですが、僕はまず第一にセットアップを推したい!
かつてのUNDERCOVERのような、同素材・異素材で同柄のセットアップをSTAFFONLYは好んで発表することがよくあります。
これがかわいいんだ、、、
それを可能にするのは確かな縫製技術。さすがは一流のファッションブランドで経験を積んだ二人。ジャケットやパンツの仕立てはピッティウオモでも定評があります!
この珍素材のセットアップなんて一回袖を通してみたいぜ、、、
服とバッグまで全てを同じ生地で仕上げたやつ(勝手に命名)もワークとモードのマリアージュがなんともかっこいい。
【中国ブランドがアツイ】STAFFONLYのスポーツウェア
もう1つオススメしたいのがスポーツウェア。
可愛くてギミックが細やかなメンズジャージってあんまりないのが現状。。。レディースだとあるんだけどね。
STAFFONLYのPUMAとのコラボレーションジャージは、ある意味メンズウェアらしくない。
Reworkと名付けられたこちらのシリーズはSTAFFONLYならではのメンズジャージの再解釈。ちぎったりつなげたり、テープをくっつけたり。
再解釈にふさわしい子供の工作のような遊び心のあるアイテムです。
また、最新コレクションのシューズは中国でもっとも歴史のあるシューズブランド回力とのコラボレーション。
中国のブランドってなんでこんなにコラボレーションうまいんやろ。
スニーカー業界ではコラボレーションって結構当たり前のように行われてますけど、NIKEやAdidasではなく中国ブランドだっていうところにもグッときてしまうはまたンペです。
STAFFONLYいかがだったでしょうか!これからどんどん躍進が期待されるブランドですから、いち早く取り入れてみてくださいね!
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